イケメン刑事に結婚を決意させた上田美由紀死刑囚

「Bさんは身長も175センチぐらいで、ほんとに男前。何年も前に捜査情報収集のために、相棒の刑事さんと来たのが最初で、そのうち一人で客として来るようになった。カラオケも上手で、いつもシャ乱Qの『シングルベッド』を歌ってました」

「美由紀」は「J」では「サトミ」の源氏名で通っていた。ホステスが続けた。

「Bさんは2007年の10月ぐらいから頻繁に来て、いつもサトミと一緒にいるようになった。携帯に保存しているお互いの子どもの写真を見せ合って、サトミが『私の子どものほうがカワイイ』とじゃれてたこともあった。

2人が不倫関係にあるという噂が警察の上司の耳にも入って、Bさんは相当怒られたみたい。サトミはBさんから500万円ぐらい貢がせた挙句、別れ話を持ち出した。何であんなイイ男がと思うけど、Bさんはホントにサトミのことが好きになってたみたい」

「美由紀は子どもをダシに使う」元交際者が語った、獄中死した“毒婦” 上田美由紀死刑囚の素顔。イケメン刑事にも500万円貢がせた驚愕の手口とは?_2

Bさんの急死は「J」では知らぬ者はいなかったが、県警は極秘扱いにしていた。「J」のママはこう言った。

「亡くなる何日か前に店の女の子全員とデュエットしたのが最後になっちゃった。その時は確か『愛して愛して愛しちゃったのよ』を歌った。同じころ、喫茶店で美由紀がBさんに『これっきりにして』と別れを切り出したらしく、その後に“自殺”しちゃった。Bさんは自分の母親にも『この人と一緒になる』って言ってたみたいよ」