娘のソフィアナ恵さんが社内インタビューで語っていたこと

クリスマスを家族と過ごすべく、帰省していた娘のソフィアナ恵さんは、渋谷区の広告代理店に勤めていた。自分の仕事に誇りを持っていたソフィアナ恵さんは、社内のインタビュー記事でも、自社で働くことの魅力についてこうこたえている

「(クリエイティブな環境で働くことの魅力は)クリエイティブな職場には限界がないところです。限界があるとしたら、自分が自分自身にかけている限界です。どんなことだって可能です」

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森田ソフィアナ恵さん(本人Facebookより)

また、近隣住民からは、「足を悪くしていたビショップさんは家にこもりがちだった」「ビショップさんは最近、カウボーイに関する本を執筆しようとしていた」といった証言も聞こえてきた。

前出の60代女性は、斎藤容疑者一家についても詳しかった。女性が続ける。

「斎藤さんのお宅は住み始めのころは、両親と姉と本人、父方の祖母と5人で暮らしてました。その後ご両親が離婚して、父と祖母が田舎に転居したようです。お母さんの消息はわからないけど、しばらくはお姉さんと本人で暮らしていた。お姉さんが結婚して家を出てからは一人暮らしだったと思います。それからはたまにお父さんの姿を見かけたこともありましたけど、本人を含めて滅多にお目にかかることはありませんでした」

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飯能警察署
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県警の調べに対し「言いたくありません」と動機についての供述を拒否している斎藤容疑者。はたして仲の良かった親子3人との間に何があったのか。埼玉県警の威信をかけた捜査は始まったばかりだ。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班