#2【漫画あり】絶対に不倫させる女を演じる鶴嶋乃愛にとって浮気のラインは…「相手に浮気された経験はありますか?」
ノアは絶対に不倫させるが、乃愛は…
――ドラマ初主演おめでとうございます。主演の話を聞いた時の率直な感想を教えてください。
初めての主演ですごく嬉しかったのと同時に、座長ということでクランクインする前にはすごく責任を感じていました。原作がある作品なので、原作漫画のファンにもドラマとしてちゃんとよい作品になっているなと思ってもらえるよう、丁寧に役を深めていけたらなと思いました。
――ドラマで演じる役名は「立花ノア」で、鶴嶋(乃愛)さんとは「のあ」つながりですね。
たまたまなんです。だから、びっくりしました。現場では「“カタカナ”ノアちゃん」と言われてます(笑)。
――立花ノアは証券会社の上司である相澤直也(演:村井良大)をあの手この手で誘惑し、自分と不倫させようとする役です。ドラマの内容についてはどう感じましたか。
不倫について共感はできないですね。フィクションだからこそ楽しめる作品だと思っています。監督からは「小悪魔感を大事にしたい」と言われていて、ビジュアル面も含め、ちょっとした仕草や甘い誘惑を仕掛けるような細かい所作を心がけて演じるようにしました。
――小悪魔的な所作とはどういうものなんですか。
ノアや直也が働くのは証券コンサルタント会社なんですが、資料を渡す時の手元を相手の体の近くに持っていったりします。監督もそういう細やかな動きを撮ってくださるんです。
――なるほど。鶴嶋さんご自身は小悪魔感はある方ですか。
えええ、どうなんですかね。
――その反応を見るとありそうですね(笑)。鶴嶋さん自身は好きな人がいた時に、劇中のノアのようにちょっとした行動で気持ちを伝えることはありますか。
私は好きな方がいても、自分からは好きとは言えないタイプです。さりげなく相手の側にいって「あれ、気づいたら隣にいるな」みたいにすることはあります(笑)。
――自分からは相手に声をかけない?
ノアちゃんは本当にグイグイいきますけれど、私自身はグイグイいけません。なのでノアちゃん、すごいなって思っています。