『キアヌ』(2016)Keanu 上映時間:1時間40分/アメリカ

【悶絶必至!】そのかわいらしさ、もはや罪つくり。猫だらけのキュン映画5選_4
Everett Collection/アフロ

スター俳優、キアヌ・リーヴスがタイトルロールの猫の声を演じた抱腹絶倒コメディ。
『ゲット・アウト』(2017)『アス』(2019)『NOPE/ノープ』(2022)を監督して大ヒットさせたジョーダン・ピールが製作・脚本・出演を務め、お笑いコンビ「キー&ピール」の相方であるキーガン=マイケル・キーと共演。誘拐された愛猫を取り戻すためにギャングに潜入するイケていない従兄弟のコンビを演じます。

彼女にフラれて落ち込むレル(ピール)のもとに、小さな野良猫がやって来ます。そのかわいらしさに癒され、ハワイ語で「涼風」という意味の「キアヌ」と名付けて飼うことにしたレルは、キアヌのためならどんな危険にも立ち向かう決意をします。ところが、キアヌがさらわれてしまい大ショック! レルは従兄弟のクラレンス(キー)に助けを求め、犯人と思われるギャングに立ち向かうことに……。

誤解や勘違いから、どんどん大ごとになるキアヌ誘拐事件。レルが溺愛するほどキュートなキアヌですが、クラレンスが薬で朦朧としているときに、人間の声でクールに語り出すシーンは爆笑。子猫の声を演じてくれるなんて、やっぱりキアヌ・リーヴスはスーパーいい人!

失恋男も、ゴツいギャングたちもメロメロにする子猫のキアヌ。
猫のかわいさは、世界を救います!!


文/清水久美子