頭の中にキーボードが浮かんでくる
アクティメソッドでは、最初に「タッチタイピングの指導」を徹底。英語学習はその後だ。
「最初は『正しい指使い』を繰り返し指導し、習得してもらうことが最優先。自宅での練習も必要ですが、未経験者でも平均3ヶ月程度で、ほとんどの生徒ができるようになります。
小学校低学年でタッチタイピングを習得しておけば、学校でパソコンを使う授業もスムーズに取り組めますし、進学・就職後も役立つ一生モノのスキルになります」
タイピングで英語を学ぶことに慣れると、こんなメリットもある。
「たとえばそろばんを習っていたことがある人の場合、暗算をするときにそろばんの盤面を思い浮かべて計算するという人も多いのではないでしょうか。
英単語をタイピングで学習することに慣れておけば、英語を書くときや話すときにスペルを忘れてしまっても、頭の中にキーボードをイメージすることで思い出せる。実際に、生徒や保護者の方からそういった声もよく聞きます」
スコアを上げたい! ゲーム感覚で達成感も
タイピングで英語を学ぶというと一見、難しそうな印象もある。しかし、タイピングだからこそ「ゲーム機をキーボードに変える」ような感覚で取り組めるのだそう。
「指使いの練習や英単語のタイピングにはすべて『スコア』が出るようになっているので、生徒は現段階での自分のレベルの可視化ができます。
そのため、勉強というよりも『スコアを上げたい』とゲーム感覚で上達していく子も多い。親としても、子どもの到達度を客観的に把握できるメリットもあります」
タイピングで英単語の練習をする場合、通常の書き取り練習と比べて5〜10倍もの速さで習得できるのだという。
「慣れてくれば、英単語を10回キーボードで入力するのにかかる時間は30秒程度。同じ10回でも、すべて手で書く場合と比べて時間を大幅に短縮できます」