子どもの頃使ったあの教材や、壊れモノがお宝に!

そして、大人になると使い道に困る子ども向け教材も高額買い取り対象だという。

「特に高値がつくのは、幼児向けのディズニー英語教材シリーズ『ディズニー英語システム』です。かつてはVHSで販売されており、映像と音源、付随した教材やケースがセットになったものなのですが、揃っていればいるほど高い値が付き、合計30万円ほどで買い取りになるケースも。

幼い年齢のうちしか使わず、他に使用用途もないものなので、自宅にあれば相当なお宝ですよ。

ちなみに、教材系は巻数の抜けがないことが高価買い取りのコツ。一時流行したスピードラーニングも希少性はないものの、全巻揃っていれば、数千円の値段はつきます」(月村氏)

すでに英語を習得した方(もしくは挫折した方)には朗報だ。

また、知らなかったら捨ててしまうであろうこんなものまでお宝に。

「ちぎれて使えなくなってしまったネックレスや、片方落として使えなくなったピアスのキャッチに『金(K24)』が使われていれば、数千円~数万円の価値になることも!
金は実物資産価値なので、社会情勢が悪くなると高くなる傾向があります。いまは新型コロナウイルスとウクライナ情勢の関係で、1gあたり8726円と、過去最高水準に高騰中。

20年前のなんと約8倍の価格にまで高騰しています。参考までに、『平成2年天皇陛下御即位記念10万円金貨』などの“記念モノ”は、22万円で買い取っています。金を鑑定するなら今ですよ!」(月村氏)

これはすぐに家中を探したくなってしまう! 紹介していただいた数々のお宝たちはどれも「持っていそう」なものばかり。賢くお金に変えて、物価高を乗り切ろう!


取材・文/菱山恵巳子

10万円以上のお宝があるかもしれない
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