逮捕されてからも6割に減額された給与が…
県警関係者によると、森山容疑者は、①去年10月ごろから今年5月までの間、自宅で女児7人のリコーダーに体液を付着させたとして器物損壊の疑い、②今年6月に、着替え中の女児の画像などで組み合わされたポルノデータを所持していた疑い、があるという。
小瀬村容疑者は、去年6月から10月までの間、神奈川県内の施設で女児の下着姿を3回にわたり盗撮、体を触るなどのわいせつ行為を撮影した児童ポルノを製造した疑いがある。また、そのデータを“変態教員グループ”らで構成されたSNSのグループチャットに共有したとされている。
「グループには約10人の現役の教員が参加していたと見られており、これまでに4人が摘発された。一連の事件で、被害児童はこれまで25人以上になると見られている」(社会部記者)
名古屋市教委の関係者によると、名古屋市教委の幹部らは8月20日、森山容疑者と留置場の面会室で15分程度にわたって話したという。
「私たちが『伝えたいことがあれば』と聞くと、森山は『今回の件で、子どもや職員の仲間に迷惑をかけてしまい、非常に申し訳なく思っています』と話しました。会ったときの様子は疲れている表情で、目に力が入っていませんでした」
一方で、「留置場の面会ということもあり、事件のことは話せないと警察官から指示を受けていたので、具体的な本人の言い分を聞くことはできませんでした」とも明かした。
森山容疑者は現在、「起訴休職」という扱いになり、逮捕されてからも6割に減額された給与が支払われているという。一連の行動は、市教委が定めた内規では免職に該当する可能性がある。ただ、本人から主張を十分に聞き取れていない状況であることから、処分の確定まで時間がかかっているとのことだ。