寝る前のストレッチで縮こまった筋肉を伸ばす
睡眠は人生の1/3を占めると言われています。寝ている姿勢が悪いと人生の1/3を悪い姿勢で過ごしていることになるので、普段から姿勢に気をつけることが大切です。
寝る姿勢が悪い人は総じて座っている姿勢もよくありません。座っている姿勢が悪いということは、立っている姿勢も不安定になり、腰痛、肩こり、下腹が出る、下半身が太くなるなど不調やボディラインの崩れに結びつきます。
なので、つらい姿勢にならないように、寝る前に軽くストレッチするのがおおすめです。
デスクワークなどで縮んで硬くなった筋肉を伸ばすことで、他の筋肉も使いやすくなり、バランスがとれた体の使い方ができるようになります。
リラックスにも繋がるので、ぜひ取り入れてみてください。
ストレッチ1:股関節を伸ばす
内旋しやすい股関節を外側に開き、骨盤の歪みを調整します。
やり方:座った姿勢で伸ばしたい方の足を上にして組んで頂き、体を前屈し、お尻の奥の筋肉を伸ばします。15秒キープして反対側も同様に。これを3セット行いましょう。
ストレッチ2:腰を伸ばす
日中のデスクワークなどで縮んでしまった腰の周りの筋肉を伸ばします。
やり方:仰向けになって、両ひざを抱えて15秒キープ。これを3セット行いましょう。
ストレッチ3:胸を開く
猫背や巻き肩、腰痛の人におすすめ。胸を開くことで呼吸がしやすくなります。
やり方:うつ伏せになり、上体を起こして15秒キープ。これを3セット行いましょう。
就寝前に行うことで、スムーズに睡眠に入れて、疲れがとれやすくなりますよ!
取材・文/百田なつき