運営側も改善を進めたが
苦戦の兆しは、開業直後から表れていた。長い待ち時間や暑さ対策の不足、プロモーション映像から想像した体験とのギャップなどが指摘されたのだ。
集英社オンラインが取材した、開業当初に訪れた20代女性は「大人数を一度にさばける乗り物がない」と振り返った。少人数で体験し、安全のための説明も必要なアトラクションでは、列がなかなか進まなかったという。
「人気だから並んでいるというより、一人ひとりに時間がかかるから並んでいるっていう感じ」
昨夏に訪れた那覇市の20代女性も、強い日差しへの対策に不満を漏らしていた。
「屋根のあるところが少なくて、熱中症になりそうで危なかった。だから全然(乗り物に)乗れなかったんだよね」
自然を楽しむ屋外型の施設だからこそ、暑さや風雨は来園者の満足度を左右する。女性からは、悪天候による運休についても、同じ料金を払って体験できる内容が変わることへの不満が聞かれた。
運営側も改善を進めている。今年4月には一度に48人が乗れる大型ライド「やんばるトルネード」を導入。既存施設の運用も見直し、公式サイトでは、大規模アトラクションの体験人数を開業当初の約1.2~1.7倍に増やしたとしている。
無料の雨傘・日傘を5000本以上用意し、冷房付き休憩場所の冷却機能も強化した。ただ、設備や運営の改善を、再来園につなげられるかは別の課題だ。













