昼のパークは「外はまばら、屋内はぎゅうぎゅう」

舞浜駅に降り立ったのは午前10時過ぎ。電車を降りた瞬間、ホームに立ちこめる熱気に思わずひるむ。この日も朝から厳しい暑さだった。

それでも夏休み真っただ中の平日である。それなりの人出を覚悟していたが、改札を抜けたあとの人の流れは思いのほか少ない。

夏休みなのに人がまばらな舞浜駅前(撮影/集英社オンライン)
夏休みなのに人がまばらな舞浜駅前(撮影/集英社オンライン)
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日傘とハンディファンで完全防備した若い女性グループがちらほらと目立つ程度で、ピーカンの青空の下、エントランスの手荷物検査もほとんど並ばずに通過できた。たしかに、この時点では「ガラガラ」という言葉が頭をよぎる。

しかし、入園してみると、印象は少し変わった。まず目についたのは、日なたと日陰の極端な“人口密度の差”だ。シンデレラ城前の広場やパレードルート沿いなど、日差しを遮るもののない場所は驚くほど人がまばら。ベンチに座る人すらほとんどいない。

一方、屋根に覆われたワールドバザールに足を踏み入れると、景色は一変する。通路は人でごった返し、土産物店の中は、商品を選ぶ客と明らかに涼みに来た客とで身動きが取りづらいほどの混雑だ。

店を出たアーケードの下では、持参した折りたたみ椅子を広げて休む家族連れの姿もあった。冷房の効いた店内と日陰のアーケードが、事実上の「避難所」になっているのである。

エントランスの手荷物検査も人は並んでいなかった(撮影/集英社オンライン)
エントランスの手荷物検査も人は並んでいなかった(撮影/集英社オンライン)

屋内アトラクションにも人が集中する。普段は待ち時間がほとんどないようなシアター系のアトラクションにも10分前後の列ができており、「みんな屋内に逃げ込んでいる」という印象を受けた。

逆に言えば、炎天下の屋外に限れば、確かにガラガラに見える瞬間はあり、「ディズニーがガラガラ」という印象になるのも無理はない。