【西武・巨人】即戦力投手を上位3枠で確保した西武、米国挑戦を表明した織田翔希を指名した巨人

【西武】上位3人が大学生・社会人投手、即戦力確保を優先

西武は1位で川尻啓人(亜細亜大)を単独指名。2位では柿本晟弥(パナソニック)、3位でも沢山優介(ヤマハ)を獲得し、上位3枠すべてを大学生・社会人投手に充てた。

今季はレギュラーシーズン2位と躍進し、4年ぶりにクライマックスシリーズ(CS)に進出。しかし、日本ハムとのファーストステージで敗退した。

来季も西口文也監督の続投が決まる中、投手陣のさらなる強化に向けて、早期に戦力となる選手を求めた指名といえる。特に3位まで残っていた沢山の獲得は、チームにとって大きな収穫となったようだ。

「クライマックスシリーズで敗れた後、西口監督は即戦力投手の獲得を希望していましたが、1~3位で大学生投手と社会人投手を獲得しました。

主力投手の去就が気になるところですが、心強い指名になったと思います。特に3位の沢山投手は、2位までに指名されることも想定された投手でしたが、指名順にも恵まれ、補強ポイントを埋める形になりました」

【巨人】メジャー挑戦を表明した織田を1位で強行指名

巨人が1位で指名したのは、織田翔希(横浜高)だった。

織田はドラフト前から米球界への挑戦を表明しており、巨人による指名は大きな驚きをもって受け止められた。入団交渉の行方が不透明な中、球団がどのような形で説得に臨むのか注目される。

2位では平田玲翔(大分商高)、3位で池田聖摩(横浜高)、4位で杉本真滉(智弁学園高)を指名。上位4枠すべてを高校生に充て、将来を見据えた選手獲得を進めた。

サラリーマンスカウトは、今回の巨人の指名をサプライズと受け止めつつ、織田の1位指名には慎重な見方を示している。

「織田投手の1位指名はサプライズでした。個人的には、入団するかどうかわからない投手に1位指名枠を使うことには反対です。指名後の織田投手からも前向きなコメントは出ておらず、今後の動向に注目しています。2位以降も高校生を中心に指名しており、今回のドラフトには中長期的な視点で臨んだ形です」