「相続が絡むと二人だけの問題ではなくなってしまう」

一方、希望する相手と出会い、交際まで順調に進んだからといって、必ずしも結婚にたどり着けるわけではない。シニア婚では、本人同士の気持ちとは別に、財産や相続をめぐって子どもから結婚を反対されるケースもあるという。

「お互いに結婚したいと思っていても、お子さんが反対して入籍できないケースはあります。やっぱり一番揉めるのは財産や相続ですね。なかには『親の介護はパートナーにしてもらいたい。でも遺産は自分たちが相続したい』というケースもあります。

それで結局、入籍をあきらめて事実婚を選ぶ方もいらっしゃいますよ。本人同士は結婚したくても、相続が絡むと二人だけの問題ではなくなってしまうんです」(同前)

写真はイメージです(写真/PhotoAC)
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それでも、「残りの人生を誰かと過ごしたい」という思いから、高齢になって婚活を始める人は増えているという。一方で、長年培ってきた価値観や相手に求める条件、介護や相続など、年齢を重ねたからこそ直面する問題も少なくない。70代、80代の婚活は、人生経験や歳を重ねたからこその難しさを抱えているようだ。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班