「女性は結婚後の介護を心配して年上の男性を嫌がる傾向があります」

ただし、年下の相手を求めるのは男性に限った話ではない。シニア女性にも年下男性を希望する人は多いが、その背景には、より切実な事情があるという。

東京・杉並区で「金井美枝子結婚相談室」を営み、17年にわたって婚活の現場を見てきた金井美枝子さんによると、特に60代以上の女性から聞かれるのが、年上男性との結婚後に待ち受ける介護への不安だ。

「女性は、結婚後の介護を心配して年上の男性を嫌がる傾向があります。もちろん、すでに介護が必要な方はそもそも入会できませんが、60代、70代になれば、血圧が高かったり、糖尿病の気があったりする方も出てきますからね」(金井さん)

写真はイメージです(写真/PhotoAC)
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こうした老後への懸念もあり、女性側も将来を見据えて、少しでも若い男性を結婚相手に求める傾向があるという。

「60代以上の女性でも、かなり年下の男性を希望する方はいらっしゃいますが、60代の女性を希望する40代男性はなかなかいません。

70代の女性でも『年上の人はもうおじいちゃんだから嫌』とおっしゃる方がいます。一方、男性も同じで、80歳になっても『30代の女性がいい』という方もいますよ。でも、いくら申し込んでも受けてもらえないですね。

結局、男性も女性も『年下がいい』となってしまうんです。これが、シニア婚活がうまくいかない原因のひとつです。70代、80代になると、お見合いを組むこと自体が難しくなります」(同前)

写真はイメージです(PhotoAC)
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