「逃走中にスマホを投げ捨てた」事故現場周辺で続いた警察の捜索

男が逃走の末に逮捕された富士見市内では、激しい追突事故の直後から大規模な警察の捜査が行われていた。

事故現場近くに住む男性は当時をこう振り返る。

「事故の音自体は聞いていませんが、パトカーが東の方へ何台も走っていったので何かあったんだなと思いました。近所の人から『歩道橋の下で車3台が追突される事故が起きた』と聞いています。

犯人は車を乗り捨てて近くの民家へ逃げ込もうとしたところを警察官に見つかって逮捕されたそうです。逃げる途中でスマートフォンを茂みに投げ捨てたらしく、翌日も警察が必死に探していました。うちにも狭山署の刑事が来て『防犯カメラを見せてほしい』と頼まれました」

防犯カメラに記録されていた逃走する男(写真/地元住民提供)
防犯カメラに記録されていた逃走する男(写真/地元住民提供)

一方、丸山さん宅の周辺でも事件当日の朝、不審な状況が目撃されていた。男が車を奪って逃走したとみられる時間帯、現場周辺の路上には車から落ちたとみられる部品が散乱していたという。

近隣に住む女性はこう話す。

「7月31日の朝6時半ごろ、出勤しようとしたうちの子が、階段下の道路に車用のサンシェードがぽつんと落ちているのを見つけました。誰かの車から落ちたのだろうと思っていたのですが、その後、警察の方が来て『証拠品として回収します』と持って行かれました」

さらに現場周辺では、車のミラーや三角窓の破片のような部品も落ちていたという。

男のすぐ後ろをサイレンを鳴らしたパトカーが追跡していた(写真/地元住民提供)
男のすぐ後ろをサイレンを鳴らしたパトカーが追跡していた(写真/地元住民提供)