女性初の検察トップも在任時は不祥事噴出
「最近の連続した検察の不祥事は目に余るものがあります。冤罪。証拠の隠蔽。証拠の捏造。違法な取り調べ。セクハラ、パワハラ。捜査対象者との不適切な関係。一般企業だったら経営者の責任問題に発展します」
3日、都内の日本外国特派員協会で検察の現状を厳しく批判したのは自民党の森雅子参議院議員。法務大臣在任中の2020年、東京高検検事長の賭けマージャン問題などを受け綱紀粛正策をまとめた経験を持つ森氏は「私が法務大臣を終えてから今まで6年間、検察は(綱紀粛正策に基づく改革に)取り組んでこなかったのです」と言い切った。
法務・検察当局は7月29日、東京地検特捜部で「キャップ」と呼ばれる捜査主任も務めた西田将仁元検事(48)を、捜査対象の女性と不適切な関係を持ったなどとして懲戒免職処分にしている。
「女性は2024年に特捜部が当時の柿沢未途衆議院議員を逮捕した公職選挙法違反事件の関係者とみられ、西田元検事が直々に取り調べを行い、略式起訴した。違法なカネを受け取ったとして略式処分になっています。
ところが既婚者の西田元検事はその刑事処分が確定する前にこの女性と交際をはじめ、取調室として公費で宿泊料を払うホテルを私的に利用して性行為に及び、金銭まで受け取っていました。公判中の別の被告は違法捜査を疑い西田元検事の証人尋問を求めています」(司法記者)
畝本検事総長は2024年7月に就任し、慣例では2年後の今年7月に退任するはずだった。8月になったのは西田元検事の問題に追われたためとみられている。













