転職理由は「さらなる成長を求めて看護師として病棟勤務を希望する」
「凶器」となった便に絡んでは、古川容疑者が会田さんの容体が急変する以前にスマホで「便注入、死ぬか」と検索していたことが県警の捜査で判明している。
長谷川病院長は、
「便を血液の中に入れることで、本来は腸の中にいるべき菌が血液の中に入り、重症な感染症の、敗血症になります。医療従事者であれば当然の知識で、看護学生であれ知っている知識だと思います」
と説明しながら、血液に入れられる便の量により症状に差は出ると指摘。古川容疑者が検索したのはこうした初歩的な医学知識を忘れていたか、致死量を知る手掛かりにしていた可能性があるとみられる。
病棟にある「汚物室」には便を含むおむつの捨て場所があり「看護師であれば誰でも入れる、入手可能な状況です」(長谷川病院長)といい、県警は古川容疑者が汚物室から患者の便を持ち出した可能性を念頭に防犯カメラの分析を続けている。
看護師と助産師の両方の資格を持つ古川容疑者は、東京都葛飾区の出身。関係者によると准看護師だった2007年に看護学校に通い、看護師資格を取得したとみられる。
約1年前に柏たなか病院に就職した際には、その前に1年半ほど産婦人科のクリニックに勤務していたが「お産の減少などにより不安を感じ、また、さらなる成長を求めて看護師として病棟勤務を希望する」と転職理由を話していたという。













