大人と子どもの“ウケる笑い”の違い
――漫才師であり一児の父でもある松井さんが考える、“大人にウケる笑い”と“子どもにウケる笑い”の違いを教えてください。
子どもって知らないことで笑うことが大人と比べて圧倒的に多いんですよ。「なんだこの音?」とか「なんだその顔!」みたいな。大人も本来、その能力は備わっているはずなんですけど、大人になると知らないことの方が少なくなるので、あんまり笑わないんですよ。そういった違いは、自分が父親になって気づきましたね。
――今回、そのような気づきを絵本に反映させた部分はありましたか?
ほぼ反映させてますね。子どもが現実では絶対見たことがないものをボケとして絵にしているので。「こうしたら笑うかな」っていう感覚は、自分の子どもから得た部分が大きいですね。
――過去のインタビューで、子どもの成長に「本ってマジ大事」と語っていらっしゃいましたが、「ツッコミ」も子どもの成長に必要な感覚だと思いますか?
必要というか、いいトレーニングになると思います。この絵本で例えると、象が「ペロン」って鳴くことに対し、「鳴き声が違うよ」「象はパオーンって鳴くんだよ」ってツッコまなきゃいけないんですよ。だから「ツッコミ」って事象を抽象化して言語化するトレーニングになりますよね。
――もちろん、この絵本をお子さんにも読ませたいですか?
そうですね。メッセージ性のある内容ではないけど、絵自体も細かいし、本を楽しむための集中力を養ってほしい。この絵本自体はそんなに集中力がいらないので、本を読むハードルが下がる一冊になればいいなって思います。
――ちなみに、絵本を読んだ相方・くるまさんの反応は?
「めっちゃいい」「っぽい!」「売れそう」って言ってました(笑)。














