続投表明から一転、突然の辞職…一方で新たなパワハラ被害者も
「私の今後についてはまだ考えられる状態ではありません」
7日夕、議会での辞職手続きが完了した直後に記者団に囲まれた山中氏は、これまでと同じように出直し市長選への態度を明かさなかった。
自分がすべきことは「しっかりと反省し謝罪をし、私の行なったことによって傷ついているかたがたにお詫びをお伝えしていくことであります」と強調した。だが、この言葉はすぐにほころびが出る。
山中氏に絡んでは、今年1月に当時の市人事部長、久保田淳氏がパワハラを告発。市が設置した第三者委員会が7月30日に多くのパワハラがあったと認定した。
山中氏はそれでも辞職を拒み、8月13、14日の市議会総務委員会では、自らの給与を削減することで続投する意思を見せていた。
これを受け、昨年行なわれた2期目の市長選で山中氏を支援した自民、公明、立憲民主の3会派が見切りをつけて市長辞職を要求。9月議会での不信任決議の可決が確実になった8月28日に、山中氏は突然辞職すると表明している。
「辞職表明後の9月3日に、久保⽥前人事部長が再び会見し、市長公⽤⾞の運転⼿が⼭中⽒から怒鳴られるなどのパワハラを受けてストレス障害になっていたと明らかにしました。
運転手の件は第三者委の調査の対象にはなっていたものの、個人が特定されるおそれなどから報告書には具体的に記載されていなかった。
このパワハラも認めるかと囲み取材で問われた山中氏は『報道されている内容のひとつ一つに対し明確な認識があるわけではありませんが…』と言葉を濁しました。被害者と認識できていない人がいるのにどうやってお詫びを伝えるというのか」(地元記者)













