李在明大統領が「無能な人を指揮官に」と異例批判
“予選敗退”が確定した28日、李大統領は驚くような強い言葉で失望を表明するポストをXに投稿した。
〈結局、人事が万事であることが再び証明されました。能力よりも“おれの身内だ”という考えを重視して無能な人物を指揮官に選抜すれば結果は火を見るより明らかです。
公私の区別ができず、公益よりも私益を優先するめちゃくちゃな人事ができるのは、人事権者に対する監視、牽制、問責ができないか難しいからです。〉(李大統領Xより)
実は李大統領は、トランプ米大統領ほどではないにせよ、かなりの“ツイ廃”として知られている。それでも洪監督を“身内びいきで指揮官になった無能な人物”とまで言ったのは、国家元首の発言として適切なのか疑問の声が出ている。
「北朝鮮では、サッカーなどの対外試合で負けたら責任者は粛清だ、などという噂がまことしやかに飛んだ時期もありましたが、さすがに嘘です。そんなことでクビにしていたらチームが強くならないのは当たり前ですから。大統領が公然と自国の監督を非難した今回のポストの方がひどい」と全国紙外報部デスクは今回の騒動を分析する。
ただ“人事権者の監視システムの不在”という場違いな言葉も入る李大統領のポストには続きもあり、
〈結局、すべての組織は、民主的な構成と統制、権限と責任の一致が重要です。
民間領域の民主的指導力構成と客観的監視・牽制体制の確立は、政府の主要な国政課題です。
運営の透明性、公正性、客観性のために、厳格な監視・牽制システムを構築し、行為と結果に対して相応の責任を負わせることも重要な課題です。〉
とも述べている。
「2013年から財閥出身の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長がトップに君臨してきた大韓サッカー協会では、ごく少数の代議員による不透明な選挙で執行部選出が繰り返され、2年前に国家代表チーム監督になった洪氏の選任過程も不透明だと、たびたび指摘されてきました。
こうした組織運営に不満を持っていた大統領の今回のポストは、大韓サッカー協会などスポーツ団体の体質の改善をにらんでいるようです」(韓国メディア記者)
李大統領はポストの末尾で、
〈あきれた出来事で国民の皆様に深い失望をおかけした点、誠に申し訳なく存じます。再びこのようなことが再発しないよう、スポーツ行政改革を迅速に推進します。〉
とも述べており、予選通過の可否も“行政成果”の一つと考えている節もある。













