八木原被告は「タッキー優しい。彼女いるのかな」

長谷さんは暴行を受けながらも必死に謝罪を続けたが、八木原は「許していない」と言い放ち、蛮行を止める様子もなかったという。瀧澤被告も、長谷さんから金銭を奪おうとするこの展開に「キター!」と喜び、「クレジットカード持ってないの?」などと発言している。

「被告らが長谷さんのクレジットカードを奪うと、川村被告は八木原被告とともにコンビニへ向かい、タバコと弁当を購入。現場に戻った後も、川村被告は『(八木原被告が)もっとやってって言っている』などと言って、さらに暴行を煽った」(同前)

ここから少年たちの暴行はさらにエスカレートし、歯止めが利かなくなっていく。

被告らの証言を総合すると、ここからの暴行には瀧澤被告や少年D、そして川村被告の交際相手の当時17歳の少年Aも関与しているようだ。

事件現場となった公園(撮影/集英社オンライン)
事件現場となった公園(撮影/集英社オンライン)

Dは長谷さんの顔や腹部、背中などを蹴る、馬乗りになって腹部を殴るなどの暴行を加えた上、長谷さんの下着の横をターボライターで焼き、全裸にしたという。さらに、川口被告がターボライターで長谷さんの頭髪、身体、陰毛に火をつけ「いい具合に燃えてきた」などと発言すると、Dも「うわー、花火だ」などと嘲笑した。

瀧澤被告も、川口被告に「根性焼きすれ」と言われ、吸っている煙草を長谷さんに近づけたという。さらに「タッキーやんないの?」と暴行を促されると、「ライダーキック!」と言いながら、2度、長谷さんに飛び蹴りをしている。

「とりわけ、川口被告と17歳の少年Aの暴力は苛烈で、川口被告とAが倒れている長谷さんの頭部の左右を挟むように立ち、一方が蹴って頭部が反対を向けば、もう一方が蹴るというやり取りが複数回行われたようだ。

川村被告は当時の状況を、『グロかった』と表現。だが、事件当時は八木原被告と話し込んでいたらしく、八木原被告が『タッキー優しい。彼女いるのかな』など発言していたことを証言した」(同前)