「彼女と結婚がしたかった」から事件に関与した?
法廷の被告人席で、かつて仲間に身体に入れた和彫りの刺青を自慢していた平山被告は、上下スーツに身を包み、弁護人の一人であるかのように落ち着き払っていた。
並んで座る佐々木被告は黒のスウェットを着てうなだれ、B刑事の証言が進むと体を前のめりにするなど落ち着きを失い驚いたような表情を見せる。
「H君はなぜそんなことをしたのか、と質問すると平山は『H君は結婚がしたかった』と答えた。H君とは自分のことかと聞くと『H君は兄弟分に脅されているし家族も狙われるので言えない』と説明しましたが、家族も守るからと言うと、H君が自分だと認めた」(B刑事)
平山被告は当時、“兄弟分”が誰かは言わなかったが、平山被告は普段、佐々木被告を「アニキ」と呼んでいたとの情報がある。
さらに“H君”の話では“依頼主”から殺人の注文があったという発言も飛び出し、「カンとキラトと自分」の3人しか関わっていないとの最初の説明はなかったことになった。
いっぽう佐々木被告は24日の公判で、「自分は(平山被告に対して)敬語でした」と話し、指示を出すような力関係にはなかったと説明した。
当局が“主犯格”とみなす関根被告も同日、開かれた勾留請求開示の裁判で「私は無実です」と主張し、徹底抗戦の構えだ。法廷の場で残虐な事件の真相は明かされるのだろうか。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













