現金書留が届いているらしくて「ちょっと励みになるよ」

その後もSNS上では高林容疑者に対して、「バイクの騒音少年らから町を守った」などの擁護の声が広がり、「高林輝行容疑者の情状酌量と、暴走族による騒音行為の厳罰化を求めます」と訴えるオンライン上の署名運動には1万6000筆以上の賛同が集まるなどマッチョハンマー男は半ば「義賊」としてもてはやされていった。

高林容疑者(親族提供)
高林容疑者(親族提供)

そして、逮捕後に福生署の留置場に面会に行ったという母親は、取材にこう答えた。

「無事に会えました。よっぽど落ち込んでぐったりしているかなと思ったら全然そうじゃなくて。半袖を着ていて、ニコニコ顔で筋肉ムキムキ。おかげさまで元気そうでした。

見ず知らずの何人からも、差し入れの現金書留が届いているらしくて、『ちょっと励みになるよ』とも言っていました。

あと、ここの食事は、以前に町田署に勾留された時よりいいと。町田署では朝ごはんにパン2つしか出なくて腹ペコになったけど、ここはわりとちゃんとした弁当が出ると話していました」

ネット民たちから義賊として祭り上げられた無職のマッチョハンマー男。

母親は年金暮らしで生活苦にあえいでいるとみられていたが、男が暮らしていた自宅の離れ からは7万円を超える高額な自転車の領収書なども発見されている。“善意の差し入れ”を手にした男は今、何を思うのかー。

福生警察署(撮影/集英社オンライン)
福生警察署(撮影/集英社オンライン)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班