イオンモールは誰かの日常が集まる場所
他人の服装に違和感を覚えることは誰にでもある。けれど、その違和感をそのまま公開の場に投げる必要があるかは別問題だ。自分の好みを語る自由はある。
しかし、誰かの日常をまとめて傷つける自由まではない。服装はその人のすべてではないし、休日のショッピングモールにいる人は、誰かの審査を受けるためにそこにいるわけでもない。
「何を着るか」は、その人の生活と気分と都合の問題である。清潔で、周囲に迷惑をかけず、その場に大きく反していないなら、本来それで十分だ。SNSで他人の服装を笑う前に、その人にも生活があり、家族があり、ただ穏やかに休日を過ごしているだけかもしれないと想像したい。
今回の騒動は、ファッションの問題というより、他人の日常にどれだけ敬意を払えるかを問う出来事だったのではないか。
取材・文/集英社オンライン編集部













