「川村、他人の別れ話に首突っ込んで、きっかけを作ったのはあなた」
その後、長谷さんからキャッシュカードを奪い暗証番号を聞き出すと、川村被告らは長谷さんを全裸で放置し、移動。その道中で、長谷さんのスマートフォンからSIMカードを抜いて排水溝に流して処分し、衣服などは月寒川に捨てている。
「川村被告はその後のグループLINE上で『とりまラインのトークを消せ』と証拠隠滅をはかり、『何があっても、葉音(川村被告)の名前と、ほかの名前出さないで』などと口裏合わせを行なっている。
さらに、『八木原被告のせいにする。もっとやれって言われてやっただけだし』『八木原被告が余計なこと言っていたら顔面膝蹴り』と友人である八木原被告に責任を押し付け、罪を逃れようとする姿勢も見せていた」(同前)
公判では、「被告の男がキレていて怖く、そこまで暴力がエスカレートするとは思わなかった」、「何も考えていなかった」などと語った川村被告。
5日に読み上げられた長谷さんの母親の意見陳述書には、こう綴られていた。
「川村、他人の別れ話に首突っ込んで、きっかけを作ったのはあなた。保身に走って、踏みつけ、何度も暴行して、フードを目深にかぶって息子のカードを使ってタバコ買って本当に気持ち悪い。一生許さない。息子の無念を晴らすために極刑を望みます」
この日、将来の夢は小学校の先生だったという川村被告に対し、裁判長は強い口調でこう問いただした。
「人に暴力を振るっちゃいけない。それって小学生以前にわからないといけないことですよね」
その言葉に川村被告はただ一言、「その通りです」と答えるのだった。
判決は6月25日に言い渡される。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













