「自分色のお店を出したい」竹内綾音が描く将来像
――SNSで発信するようになったきっかけを教えてください。
最初はお店のInstagramで、営業時間などをストーリーに載せるくらいだったんです。でも、それが結構楽しくて。「動画を載せたらどうなるんだろう」と思って、自分でも投稿するようになりました。
あと、グルメ系のインフルエンサーの方が撮影に来てくださった時に、「アカウントを作ってみたら?」と声をかけてもらったことも大きかったです。そこから本格的に動画を上げるようになりました。
――「美人すぎるうどん屋」としてSNSで注目を集めるようになってから、お店にはどんな変化がありましたか。
正直、そんなふうに言ってもらっていいのかなという気持ちはあります。自分では普通のスタッフとして働いている感覚なので、特別なことをしているつもりはないんです。
ただ、「Instagramを見て来ました」とか、「TikTokを見ました」と言ってくださるお客さんはすごく増えました。体感では、以前と比べてお客さんの数も倍近くになったんじゃないかなと思います。
国内の遠方から来てくださる方もいますし、最近は海外のお客さんも少しずつ増えています。
――反響の大きさを実感する場面はありますか。
いつも決まった店舗にいるわけではなく、どこの店舗にいるかも発信していないんです。それでも「ここにいた!」と言って来てくださる方もいますし、ラーメン屋とうどん屋を“はしご”してくださるお客さんも結構多いです。
うれしい反面、退勤後にお店の近くから後をついて来られたり、スーパーで買い物をしていた時も、入口から出口までずっとついて来られたりしたことがありました。そこは少し怖いなと思うこともあります。
――怖い思いをすることもあるなかで、SNSでの発信や店に立つことを続けられる理由は何でしょうか。
私自身、あまり深く気にしない性格なんです。コメントも全部見るわけではないですし、もし否定的な反応があっても、お店を知ってもらえたり、「おいしかったです」と言ってもらえたりすることのほうがうれしいです。
――最後に、今後挑戦してみたいことはありますか。
前までは、とにかく「手打ちうどん ごだいさん」を人気店にしたい、いろんな人にこの手打ちうどんを食べてほしいという思いが強かったですが、最近は、自分色のお店を出してみたいという目標も少しずつ考えるようになりました。
味やメニューだけではなくて、お店の雰囲気や見せ方も含めて、自分らしさを出せる場所をいつか作れたらいいなと思っています。まだまだ勉強中なので、今はできることを増やしていきたいです。
取材・文/鮫島りん 集英社オンライン編集部ニュース班














