「俺の彼女だ」「付き合っている」と言いふらしていた
友人からも“クズ認定”される北島容疑者と出会ってしまった小川さんは、一度は北島容疑者と“距離”が縮まり、クリスマスイベントの日には同伴出勤してきたという。
「晃子さん自身からたかさんと『付き合っている』とは聞きませんでしたが、たかさんが周囲に『(晃子さんは)俺の彼女だ』『付き合っている』と言いふらすようになりました。
晃子さんは女手一つで子どもを育ててきた頑張り屋さんで、後輩の女の子の面倒見がよくて、『姉さん』と慕われていました。お酒がとても好きで、夜遅くまで飲んだりするのですが、それでも朝は5時とか6時に起きて、昼職にもちゃんと行っていて、本当すごい人でした」
小川さんは事件のあった集合住宅に引っ越してきてまだ1年ほどだった。近隣住民は金欠だった北島容疑者が小川さんの自宅を出入りする姿も目撃していた。
「金髪の男(北島容疑者)は2回ほど見かけました。1度目は正月明けの土曜日か日曜日に、女性を迎えに来たのか、2人で部屋から出てきたと思ったら、女性が運転する車に乗って出かけていきました。
次に見たのは1月15日です。私が朝7時ごろ出勤のため外に出ると、女性の部屋の前に金髪の男性がいて玄関ドアをドンドン叩いたり蹴ったりしながらインターフォンを何度も押していました。『オイッ』とか『開けろ』とか声を荒らげて怒鳴っていました。
私はその30分ほど前に女性が出ていくのを見かけていたので、『もう仕事に行かれていますよ』と声をかけると、その男性は『ハア?』『俺は酔っ払いだ』と酒臭い息で叫んできました。私はそのまま仕事に行きましたが、その後に近所の方が警察を呼んだそうです」
その二日後に小川さんは殺害され、自宅に火をつけられ金品も奪われた。身勝手すぎる金髪男と出会ってわずか1ヶ月余で何が起きたのか。最近、孫も産まれたばかりだった“頑張り屋のおばあちゃん”の不運と非業に手を合わせざるを得ない。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













