「僕にできることは下着などを買うことだけ」と言われ…
A子のSNSアカウントは当然ながら何度も凍結された。やがて「警察に通報が入って逮捕されるのでは」と不安になり、SNSを介した販売はやめた。
それでも、逮捕を恐れつつも別の手段を考えてまで販売を続けたA子は、「もちろん抵抗感も罪悪感もありますよ…。でも子どもたちを食わせないといけないし」とうなだれた。
「私の実母(60代後半)もシングルマザーでしたが、生活保護で暮らしています。だから母からも『お金が足りないから貸して』とせびられていて、貸しても返ってきません。コロナ禍前からずっと働いていたスーパーは月収22万円でしたが、人間関係のトラブル続きで鬱になりかけて昨年に辞めました。
それ以降は在宅勤務で収入は激減しました。定期的に子どもの下着を買ってくれて手に入る“月4万円の収入”がないととてもじゃないけど暮らせません」
現在、家賃は約4万円、生活費などを工面しても「足りない」とA子は話す。仕事を辞める以前に貯めていた約400万の貯金は120万まで減った。
さらにA子は高校卒業後すぐに元夫と18歳で結婚したため会社勤務歴はなく、元夫からの養育費も「離婚後2年目からもらっていない」とも話す。
「28歳で元夫から『性格の不一致だ』と離婚を切り出され、その後1年ほどは月6万円の養育費をもらっていました。でも、もう4年ほど入金がありません。電話しても出ないし、LINEもブロックされました。風の便りで他に女がいたから離婚したと聞いたのと、おそらく新しい家庭があるのだと思います」
中学生になる娘は自分の下着が次々となくなっていくことに疑問を抱かないのか。
「実は今、娘のパンツを買ってくれている方はある女児向けのアニメが好きで『このアニメのパンツを3日間はき、それを送ってほしい』と指定してくるのです。さすがに中学生の娘はその“女児向けアニメ”のパンツは、はいてくれない。12歳までが限界でした。
(通常の)下着もお気に入りのものがなくなると『あの下着はどこへいったの?』と聞かれることも増えて『わからない』では通用しなくなってきたんです。
だから今は私が3日間はいた物を送っています。3日に一度送れば7000円の収入になるので…罪悪感に苛まれながらも背に腹は代えられずに続けています」
いったい下着を購入している男性とは、どのような職業で何歳なのか。A子に聞くと「プライベートなことは私も聞かないし向こうも言わない」のだという。
「その方は『小学生から中学生くらいの女の子が好き』と言ってました。そして私がシングルマザーで苦労していることは知っているので、『僕にできることは下着などを買うことだけ』と、長女だけでなく次女が小学校に入学したらその下着も買いたいと言われました。
それに娘や息子など4人の子どもたちの誕生日になると『美味しい物でも食べてきて』と1万円送金してくれるので、助かっています」














