「古着を売るような感覚、リサイクルだと思うようにして売り始めました」
北関東在住のA子(35歳)は4人の子どもを育てるシングルマザーだ。中学生の長男と長女、小学生の次男、さらに年中の次女をパート勤務しながら育てている。A子さんが長女の下着を売るようになったのはコロナ禍がきっかけだった。
「勤めていた会社が時短や休業になり収入が激減しました。なんとかしてお金を稼ぐにはどうしたらいいかとXで探していたら、子どもの下着を販売をしているシングルマザーのアカウントを見つけたのです。
最初は気が引けましたが、古着を売るような感覚、リサイクルだと思うようにして売り始めました」
昨年、複数の教員らが女子児童などを盗撮し逮捕者が相次いだ事件で、教員らはSNS上でグループを作っていたことが報道されているが、A子は「母親たちが娘や息子の日用品などを販売するグループ」をSNSで見つけ、そこに加入したのだという。
「JS(女子小学生)のパン(パンツの隠語でパンの絵文字で記載)販売」といったアカウントを作り、「買いたいです」などとDMしてくる人物とやり取りをして個人販売を始めた。
コロナ禍から2025年初旬頃まで、下着1枚につき3500円~4000円、靴下2000円、唾液2500円で売っていました。月に2、3万円の収益になるのでとても助かりました」
グループでは「SNSで売るよりブルセラサイトで売ったほうが高額で売れる」「でもサイトでは本人確認と販売する子どもの写真も必要だから勇気があるなら試したら」などの情報が飛び交っていた。
娘の下着や靴下を売ることも信じられない話だが、唾液はどのように娘から採取したというのか。
「以前は『感染症の検査で必要なんだよ』と言って採取していました。でも娘が小学生の頃までは通用していましたが、最近は通用しなくなったのでやめました。
それにSNSも昨年頃から規制が厳しくなってすぐにアカウントが凍結されるようになり、今では当時の常連客3人からコミュニケーションアプリを介して注文が入ったら売る形にしています」














