人って、お仕事で成功してお金を稼いでいたら、たくさん税金を払わないといけないじゃないですか。美人もお金持ちと同じで、「美女に生まれたなら、悪口を言われることもある。これも税金だと思っておさめよう」って。
綺麗だねって褒められて、「そんなことないです」と謙遜しているよりも、「そうなんです、私かわいいんです!」って認めちゃった今の方が、陰口を言われなくなりましたね。
――そんな岡田サリオさんが出演し、話題となった恋愛リアリティ番組『ラブキャッチャージャパン2』はの最終回では、衝撃的な展開を迎えたことで大反響があったそうですね。
今までは、女性から「あの子、サリオの悪口言ってたよ?」とか言われて嫌われることが多かったんです。だけど、番組に出たことで女の子のファンがたくさん増えたのは本当にうれしいです。
わたしの姿勢や仕草を褒めてくれたり、ロールモデルにします!と言ってもらえたり。インスタグラムのサブスク会員も、今はほとんどが女の子ですね。これからは、ファンの女の子に会えるようなイベントだったりプロデュースなども考えています。
「親も美男美女。この顔は親に感謝」
――番組でも、サリオさんの抜群のスタイルがたびたび話題となっていました。今、ダイエットなどはしていますか。
小麦粉や牛乳はなるべく摂らないようにしているくらいで、今はとくにダイエットはしていないですが、マックスで体重を15キロ落としたこともあります。
太った?とか、痩せすぎだよ、とか、周りに色んなことを言われて傷ついた時もありましたが、今は何を言われても、『私の体は、私が一番大切にしてあげる』と、思って生きています。
――サリオさんはご自身のインスタグラムでも、「自分を安売りすることの何がいけないかと言うと たいして欲しがってもない人に買われてしまう恐れがあるから」など、女性に向けたメッセージを送っていらっしゃいますね。どのような思いで発信されているのでしょうか。
自分の意見をはっきり持たなかったり、言えない人も多いのかなと感じていますが、人に流されてしまわないように、自分の価値は自分で高く見積もって、それに見合う教養や知性を身につけていけばいいな、と思います。
今回、番組の参加が決まった時も、わたしは目標達成のために男性にボディタッチをしまくる、みたいな事はしないと心に決めていました。いつ、どんな状況でも気高く、稀有な女性でいたいですね。
――いつもポジティブなサリオさんですが、落ち込むときってあるんですか。
全然ありますよ!!大きい企業のCMのオーディションに行くと、めちゃめちゃ綺麗な子ばかりで、そんな時は少し落ち込んだりもしました。だけど今は、かわいい子を見て「いいなー」と羨むだけじゃなくて、「でも、わたしもかわいい!」って自分に言い聞かせます。うちは父親もイケメンで母親も美女なので、この顔は親に感謝ですね(笑)。
――今後、挑戦してみたいお仕事はありますか。
ありがたいことに女性のファンが増えたので、これからはコスメやアパレルのプロデュースをしていきたいですね。あとは、バレエをやってきた経験から、女の子の魅力を最大限に引き出せるようにトータルプロデュースしてあげたいです。
最近は、どんなに綺麗にしていても、歩き方や姿勢が悪い子も多いじゃないですか。電車でも足を広げている子を見ると、内転筋もっと使って!と言いたくなっちゃうんです。ブランド品を身につけたり整形するよりも、立ち振る舞いを綺麗にすることが大切だと思います。
取材・文/佐藤ちひろ













