小川市長が否定し続ける、メガネやマスク姿での密会 

「進退について市長は『市民の声を聞きながら判断したい』と言いながら、地域ごとに市民を集める説明会を行う意向を示しました。時間がかかって現実的に難しい上に、逆に混乱を招く可能性もあります。

市長は『混乱が収まるまでは公務に出られない』とも述べ、来週予定される地元の前橋祭りにも出ないと表明しました。その発言からは、続けたいという意思を感じました。とにかく絶対に辞めるとは言わないんです」

参加者は『冷静を保たなくてはいけない』という思いで怒りを抑えて対応し、呆れたような笑い声が漏れる場面もありました」(参加した市議)

9月26日、前橋市議会本会議に出席した小川晶市長(撮影/集英社オンライン)
9月26日、前橋市議会本会議に出席した小川晶市長(撮影/集英社オンライン)

この市長の生き残り戦略は当然「不倫ではない」との構図が前提だ。そのため市長はラブホ通いを報じた「NEWポストセブン」の報道を大筋認めながらも男女関係は否定し“道ならぬ恋”であることをうかがわせる要素も完全否定している。

週刊誌記者が話す。

「NEWSポストセブンは、小川市長が市役所から約500m離れた路地で公用車から降りて相手の男性職員の車に乗り換える場面を描写しています。

その部分には、市長は公用車から降りる際にはメガネやマスクを身に着けており、待っていたA氏が(自分が運転してきた)高級外車から降りて後部座席のドアを開け、そこから流れるように車に乗り込んだ、と書かれています」

前橋市役所(撮影/集英社オンライン)
前橋市役所(撮影/集英社オンライン)

いっぽう小川市長はこの記事が出た9月24日に開いた最初の会見から「私が公用車から降りるときにメガネやマスクをしていたということについては違います。

駐車場から職員の車に乗り込むときに職員がドアを開けて、私が乗り込んだというのも違うと思います」と当該部分の描写を否定している。