顔や首、背中に複数の切り傷や刺し傷が…
南国の太陽が照りつける那覇市の国際通りはその日も賑わいをみせていた。戦後復興の中心地となったことから、「奇跡の1マイル」の俗称でも知られるこの通りにパトカーのサイレンが鳴り響いたのは8日午後のことだ。
「現場は、大手航空会社系列のシティホテル。国際通りのちょうど真ん中あたりに位置し、国内外の観光客から人気のホテルです。午後4時50分ごろ、『8階の客室で男性が倒れている』などと119番通報があり、駆けつけた県警の捜査員らが血を流して倒れている首藤さんを発見しました。
首藤さんは顔や首、背中に複数の切り傷や刺し傷が確認され、搬送先の病院で死亡が確認されました。強い殺意をもって切りつけられたものとみられます」(地元メディア関係者)
地元メディアの報道によると、県警は首藤さんが倒れていた現場周辺から凶器とみられる刃物を押収。ホテル内にいた首藤さんの息子が犯行をほのめかしたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕したという。(10日、容疑を殺人に切り替えて送検)













