【漫画】『婚マン 独りで死ぬのはイヤだ』 第13話(漫画を読むをクリック)

【漫画】「オレは夜のプロレスが怖いんや」ビジネス婚活疑惑の漫画家が詰問されてカミングアウト_1
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-婚マン第13話では、なかなか結果の出ない婚活事情について詰問された中川さんが「夜のコンプレックス」の話を漫画にされていましたね。

中川学(以下同) オブラートに包みましたね(笑)。まぁそうですね。
漫画の中では内容が内容なので(下ネタなのです…)、漫画では扱わなかった他のコンプレックスの話をしたいのですが。

-どうぞどうぞ。

私は子供の頃から他の人よりも体力がなったんです。それがコンプレックスでした。

-そうですか。

学生時代は、コンプレックスを克服しようと敢えて体力を養うための部活に入りました。小中学校:野球部、高校:陸上部、大学:バスケ同好会……何かに所属していたいという気持ちと、体力不足を克服したいという思いから、それほど好きでもないのに入りました。本当は映画部とか美術部とかに入りたかったんですけどね。

-何だか楽しくなさそうですね(笑)。

あまり楽しくなかったですね(笑)。マイナスをゼロにする作業ですからね。嫌々やっていたからなのか、中学の時にイップスになりまして…。

-どのような?

キャッチボールがまともにできなくなってしまったんです。

-野球部なのにそれはかなり厳しいですね。

でも、部活を途中で辞めることは学校の雰囲気的にも自分的にもできなかったので、何とか誤魔化しながら続けました。毎日部活が終わった後、家の壁を使ってボールを投げる練習をしていました。マイナス100をなるべく0まで近づけるという感覚でやっていました。結局イップスは治らず、今に至ります。

-そうなんですね…。

体力不足克服に限らず、基本的に「マイナス部分を直さなければ」という意識が強い学生時代でした。自分を減点法で見てたんです。とても生きづらかったです。

-でしょうね。

で、大学の途中で生きづらさが極まってしまい、救いを求めて自己啓発本を読み漁るようになりました。そしてそこで、「行動するときの動機を変えてみる」ことに思いが至ったんです。

-動機を?

それまでは「自分のマイナス部分を直さなければ、やばいことになりそうだからやる」といったように、不安解消を動機として行動することが多かったのですが、「好きだからやる」や「得意だからやる」といったポジティブな動機から行動するようにしてみたんです。

-気持ち的に変化はありましたか?

生きづらさがかなり軽減しました。以前よりも自分を価値のある人間に感じられるようになりました。「これからは、自分のマイナス(と思っている)部分には目を向けず、自分の好きなことや得意なことだけを見つめて生きていこう」と思いました。

-それは良かったですね!

しかし…今回…『婚マン』第1話に続き、「絶対に克服しなければならないマイナスがそこにはある」ってことになりまして…。

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