いまは顔よりもお金よりも穏やかさ
――歯科助手としてセカンドキャリアを歩まれている西本さん、今後の目標ややりたいことがあれば教えてください。
仕事のことじゃなくてプライベートの話でもいいですか? 私、前からずっと言ってるんですけど、もういい加減、結婚したい(笑)。
――歯科助手やお仕事の目標ではないんですね(笑)。
はい、仕事はほどほどで(笑)。
昔から結婚願望があって、それこそパイレーツ時代から結婚は意識してたんです。でも合コンとか飲み会に呼ばれて行っても、そういう飲みの場で出会う人とは今まで一度も付き合ったことないんですよ。だから以前、婚活に力を入れてみた時期もあって、紹介してもらった事も何回かありましたが、そこでもお互いがいいと思える人とは出会えないんですよね。
男を見る目がないのか男運が悪いのか、なかなかいい縁がなくて。
――それは率直に言って、付き合う条件や男を審査する目が厳しすぎるからでは……?
いえいえ! いまは全然、そんなことないです。たしかに以前は見た目を重視している時期とか経済力を重視している時期はありましたよ。20代前半ぐらいまでの若いときは、やっぱり相手の顔は重要でした。ブレイク当時に付き合っていた彼氏も普通の一般人だったけど、イケメンだったので(笑)。
その後に顔よりもお金が大事だなって思うようになって、経営者のかたを好んでお付き合いしている時期も正直ありました。
でもいまは顔よりもお金よりも、とにかく穏やかで誠実な人がいいなって思うようになっていて。もう普通に落ち着きましたね、はい。いままで言い寄られるのはオラオラな感じの人が多かったんですけど、もうそういうタイプにはいかないです(笑)。
〈前編はこちらから『「谷間はガムテープで作っていた」西本はるかがぶっちゃけたパイレーツ時代の裏話や恋愛話』〉
取材・文/堺屋大地 撮影/恵原祐二