黒いお面をかぶっていて、ホルスターにはサバイバルナイフ
近くの病院に駆け込む人や、現場近くの水戸署に直接走って警察官を呼びに行く人もいるなど現場は騒然としていたという。男性はこう続けた。
「犯人を取り押さえている人の中にはケガをしている男性もいたので、警察官が来るまで僕たちは4人ぐらいで協力して交替して取り押さえていました。男は黒いお面をかぶっていて、ホルスターに収納したサバイバルナイフや、腕の長さくらいあるナタが地面に落ちていました」
近くで飲食店を経営する40代の男性は、逮捕された容疑者に心当たりがあるという。
「僕が経営する店の従業員が、塩原容疑者と同じ中学の同級生なんですよ。名門校といわれる中学で、塩原容疑者は中学時代では陸上部に所属していてリレーかなんかで賞状をもらうほど優秀だったみたいですよ。本人が住んでいたのも事件現場すぐ目の前のマンション。この辺は治安もよくて、仮に外で寝てたって何か盗られる心配もないような平和な地域だったんだけどね」
名門校出身の男を凶行に駆り立てたのは何なのか。県警が動機などを追及している。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班