「マリアの母の秘密!?の巻」(ジャンプ・コミックス第76巻収録)

今回は、マリアの母、麻里今日子(あさと・きょうこ)をめぐるお話を、前回の「誘惑のコルベット!の巻」(ジャンプ・コミックス第76巻収録)に続けてお届けする。

両さんはマリアから、母・今日子が 16歳で結婚・出産をしており、まだ36歳だという衝撃の事実を知らされる。

そして今日子の夫は、技の数々がギャグにしか見えない植木流翻堕羅(ほんだら)拳法の総帥にしておかっぱ頭のオッサン、麻里晩(あさと・ばん)である。

名家の令嬢だったという今日子と晩は、月とスッポンだった。だがふたりは、今日子の一目惚れから猛烈なアタックを経て結婚したとのこと。

意外なことに、ギャップ婚を果たした麻里家、完全なかかあ天下なのだ。晩はまるで娘のような妻の指示には絶対服従の姿勢を示す。

かといって一方的に今日子が晩を支配しているわけではなく、夫婦仲は極めて良好。現在でも、ことある毎にイチャコラし通しなのだ。さらに今日子は、夫の指導により、夫以上の拳法の腕前を誇っている。

「魔鈍鳴(マドンナ)に続け!の巻」(ジャンプ・コミックス第85巻収録)より。ラブラブがすぎる……
「魔鈍鳴(マドンナ)に続け!の巻」(ジャンプ・コミックス第85巻収録)より。ラブラブがすぎる……

そんな愛情深く、さらには腕っ節も強い母・今日子の姿を見ていると、「ああ、マリアはその血を受け継いでいる……」と納得できるというものである。

それでは次のページから、マリアの母の意外な日常をお楽しみください!!