代表業と育児をどう両立している?
てんちむが「スーパースパーク東京」の代表就任を公表したのが2024年10月。そこからショーの演出や、キャストのオーディション、集客や宣伝など準備を進め、2025年2月15日に無事グランドオープンを終えた。
オープン当初は満席が続いたと話すが、表情が緩むことはなかった。
「代表としてはこれからが本番だと感じています。オープンした2月は、私自身も毎日ショーに出演していましたが、私の出演が不定期になった3月以降は、どうしても客足が減ってしまいました。店舗のYouTubeやインスタは反応がよいのですが、実際に店舗まで足を運んでもらうことの難しさを痛感しています。
世間からはイメージが先行して、『(私が)代表になったのはエゴ』『お触りができるお店』という声もありますが、そんなことは一切許されることない、本格的なエンターテイメントショークラブです。宣伝や集客をもっとのばして、こうした偏見をなくしていきたいです」
仕事に奔走する一方で、シングルマザーとして子育ても並行している。夜のショークラブの経営と子育てとなるとその両立が難しそうだが、率直にどのような生活を送っているのか。
「自分としては、わりと一般的な生活を送っているつもりです。ショーに出演するときは、大体朝6時に起床します。午前中は離乳食を作ったり、散歩で公園や児童館に行ったり、絵本を読み聞かせたりと、子供の面倒を見ています。
それから14時頃にベビーシッターさんを呼び、私はヘアメイクに行って、はやめにお店に出勤します。夕方から夜にかけてステージに出演し、22時半に閉店した後、ミーティングを行ない帰宅します。余裕があれば、その後にYouTube撮影をする日もあります。
いまプライベートの時間は、子供が寝た後ですね。長風呂しながら編み物をしたり、ピラティスに行って息抜きをしています。趣味の延長線上で、毛糸や編み物を使った事業も構想しています」