「いっぱい買って余ってしまったとき」の楽しみ方
家族や友人と食べる機会も多いケンタッキーの「オリジナルチキン」は、「パック」で何ピースか購入するのが定番だろう。同時に、大量に買ったがゆえ「食べきれずに余ってしまった」という経験をした人も多いのではないだろうか。
ケンタッキー側もこうした“あるある”は認識しているようで、公式HPでは「そのまま食べるのがいちばんおいしい。でも、いっぱい買って余ってしまったときには、こんな楽しみ方もあるんです。意外なおいしさ、こっそりご紹介しちゃいます」とさまざまなアレンジレシピを公開している。
ラインナップも、炊き込みご飯、韓国料理、TKG(卵かけご飯)、アヒージョなど、多国籍でバラエティに富んだものだ。
この“おすすめ”を受け、今回は数あるアレンジレシピのなかから、“王道”と“変わり種”の2種を調理・実食してみた。
まず試したのは、アレンジレシピ一覧のトップを飾っている「鶏ごぼうおこわ」。1番上の掲載とあれば、ケンタッキー側もおすすめしているはずであり、ハズすことはまずないだろう。
「鶏ごぼうおこわ」材料(3~4人分)はこちら
・「オリジナルチキン」−2ピース
・米−2合
・ きんぴらごぼう(市販品)−70g
・切り餅−1個
・しょうゆ−大さじ1
・みりん−大さじ2
どれも身近なものばかりで、味付けはしょうゆ・みりんとシンプル。調理も炊飯器1つで済むため、1人暮らしでも手軽に調理できそうだ。
まずはレシピに従い、切り餅を1cm角にカット。餅といえば「正月に食べ切れなかった」と余らせている家庭も多いため、“餅消費メニュー”としても嬉しい。餅を切り終わったら、研いだ米と水、しょうゆ・みりんを炊飯器に入れる。
ここで「オリジナルチキン」を投入するのだが、レシピによると、2ピースをそのまま大胆にイン。骨も取らない。続けて、きんぴらごぼうと餅を散らし、あとは蓋をして通常モードで炊飯するだけだ。
このように調理工程が簡単な「鶏ごぼうおこわ」だが、驚くべきはその香りだ。
炊飯中にジャーから噴き出す水蒸気は、「オリジナルチキン」のスパイスと和の調味料がなんとも言えない香ばしさを漂わせている。
期待に胸がふくらみ、腹も鳴ると、炊き上がりの機械音が鳴り響いたため、いよいよ蓋をオープン……。