見た目のインパクトはピカイチ「プリン乗せご飯」
続いては、シンプルかつ見た目のインパクトが大きい、「プリン」をそのまま白米に乗せた「プリン乗せご飯」。
このレシピの投稿主は「プリンがご飯の甘さを引き立てて、これは完全にスイーツパラダイス! カラメルソースのアクセントも病みつきになりそう」とレポートしている。
動画では、プリンを崩してご飯と混ぜながら食べるというスタイルだったので、同じように食べてみた。
かなりグロテスクな見た目で食べるのを少し躊躇するが、そもそもスイーツ丼は見た目に騙されてはいけない。そんなもには怯まずいざチャレンジである。
ひと口食べた感じは“甘い茶碗蒸し”のような感じで、プリンの甘さによって白米が完全にスイーツと化している。それにしてもプリンと合わせてもイケてしまう白米のポテンシャル、恐るべし……。令和の米騒動を憂えてしまうほどだ。
そして動画投稿主のコメント通り、筆者のお口の中も見事スイーツパラダイス状態となった。
カラメルの香ばしさもアクセントとして申し分なかったことを付け加えておく。
スッキリ組み合わせ「メントス+コーラご飯」
お次は、メントスとコーラという、ともにスカッとした味わいの組み合わせ。しかし、ここからだんだんと味覚の限界を感じ始める。
白米の上にグレープ風味のメントスを数個乗せ、その上からコーラを注ぐ。シュワシュワと激しい音を立てながら、完成する。
このレシピの投稿主は、「炭酸がじゅわっと広がり、ご飯全体をさわやかな甘みが包んでいる。メントスの独特なザクっとした噛み応えが加わって、甘みと食感が絶妙にマッチ」と絶賛しているのだが‥‥。
ひと口食べると、まずご飯の熱で炭酸が抜け気味の生ぬるいコーラの風味が鼻を抜ける。続いてメントスを噛んでみれば、グレープのさわやかな風味が広がると同時に、メントス独特のネチャネチャとした食感と米の粒々感がごちゃ混ぜになって、口の中はカオス状態に。
食べ進めていくとだんだんと米粒がタピオカのように感じてきたのだが、ここまでいくつかスイーツ丼を食べて、筆者の味覚がおかしくなってきたのだろうか……。
結論、こちらはメントス、コーラ、米の個々の主張が激しく、一体感のあるおいしさは感じることができなかった。