「歌舞伎町の皆さんは、胸への視線が容赦ないですね!」

今年でグラビアアイドル歴6年目を迎えたももせさん。現在は「仕事が楽しくて仕方ない」と嬉しそうに語る。

「グラビアアイドルになってから、家族から『よく笑うようになったね』『明るくなったね』と言われるようになりました。私自身も、それを実感しています。

なにより自分のことを好きになれましたし、これまで気づかれないように隠してきたこの大きな胸をさらけ出すことで、喜んでくれる方がいる……すごくやりがいを感じていますね」

4姉妹の長女のももせさん(写真左)。小学3年生ですでにDカップあったとのこと
4姉妹の長女のももせさん(写真左)。小学3年生ですでにDカップあったとのこと

一方で、グラビアアイドルとしての活動だけで、生計を立てていくのは難しいのではないだろうか。

「ありがたいことに、現在は保育士時代の月収の倍以上のお給料をいただいています。ファンサイトの会員さんは日本国内だけでなく海外の方々も多く、そのおかげで月収は50〜100万円ほど。今は東京に単身赴任している実父と同居しているので、とても豊かな生活を送れています」

今後の目標について聞くと「みんなのマスコットキャラクターになりたい」と言う。

「女性の中には、私のように胸が規格外に大きいことで悩んでいる方もいると思います。そういった方々は、きっと自分の胸を好きになれず、自分に自信を持てないと思うんです。

グラビアアイドルといえば“エロスのシンボル”というイメージがあるかもしれませんが、私はどんな体型の女性でも、自分を好きになるきっかけを与えられるような“マスコットキャラクター”でありたいな、と。

“多様性のシンボル”とでも言いますか。そのためにも、今後はバラエティ番組などにもっと出演させていただきたいですね」

今回のももせさんの取材は、歌舞伎町にある某会議室で行われた。普段、歌舞伎町に来ることはほとんどないというももせさんだが、通行人たちの胸への視線には驚いたそうだ。

「歌舞伎町の皆さんは、胸への視線が容赦ないですね! 通りすがりに凝視する人が多くてびっくりしました……。でも、今ではそうした視線も嫌だとは思いません。『どうぞご自由に見てください』って感じです」

冬場でコートを着ているが、Mカップは圧倒的存在感を放つ
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かつてはコンプレックスだったというバストも、今では世界に通用する強力な武器となった。今後の彼女の“規格外”の活躍に期待したい。

取材・文/河合桃子 集英社オンライン編集部ニュース班