巨人・坂本「あの騒動」後の成績は?
まず記憶に新しいところで、「けつあな確定」の名言を生んだ巨人・坂本勇人だ。
「これが報じられたのは2022年9月。シーズン終盤で公となった女性トラブルですが、本人はそんなものはどこ吹く風と試合に出続けました。ちなみに、その年の6月にも4年前に起こしたキャバクラでの乱痴気騒ぎと、その解決金550万円を支払ったことが週刊誌で報じられましたが、とくに球団からお咎めはなし。
そのシーズンは故障も相次いだことからプロ2年目にレギュラー定着して以降、初めて規定打席未到達&最少試合出場と、さすがにさんざんな成績に終わりますが、翌年は4年ぶりに20本塁打に到達。
普通ならそのまま終わってもおかしくないのに、そこはさすが坂本。女性トラブルをものともしない活躍をみせました」(前同)
坂本よりさらにすごいメンタルの持ち主が現ソフトバンクの山川穂高だ。山川は2023年5月に強制性交等の容疑で書類送検。不起訴処分となったものの当時所属していた西武では出場が許されず、そのオフに国内フリーエージェント(FA)権を行使してソフトバンクに移籍。
これだけでもなかなかの神経の太さだが、移籍1年目の活躍はといえば、ほぼ1シーズンぶりの実戦にもかかわらず打ちまくり、本塁打と打点のリーグ二冠王を獲得している。
「昨季4月13日の古巣、西武との試合では2打席連続満塁本塁打を放つなど、大ブーイングをものともしませんでした。あるインタビューで山川は『メンタルが強い、弱いというのは本来ない』と話していますが、この発言こそメンタルが強い証。
スキャンダルがあってもなくても、ソフトバンクで活躍する未来は変わらなかったでしょうね」(スポーツ雑誌編集者)
さらに、楽天の則本昂大も2021年4月に自身の不倫を機に離婚していたことが発覚するも、そのシーズンで3年ぶりに二ケタ勝利を達成している。
「報道後、最初のヒーローインタビューで、一緒に登壇した辰己涼介に『なんか悪いことしたんかなというぐらい気合い入っていた』とイジられていました。球場はこの発言で笑いに包まれたし、イジってくれる仲間がいたことも則本にとって大きかったのかもしれません。
ちなみに、その不倫相手と再婚して迎えた昨季は、ストッパーに転向してさっそくセーブ王に輝いています」(前同)