5歳でペルテス病、30代で狭心症、45歳で膀胱がんに

――えー! 2週間もの間、生死の間をさまよっていたんですか。

はい。夢の中で僕の祖母から「こっち来ちゃいけない」と言われました。若くして亡くなった友達も「こっち来るな!」と。いろんな亡くなった方々に会いましたが、誰も「こっち来い」とは招きませんでした。

取材に応じる秋好祐治氏
取材に応じる秋好祐治氏

――その後、なんとか生還したんですね。後遺症はないのでしょうか。

それが、去年と今年で2回、交通事故を起こしているんです。去年6月には昼間に原付に乗っててノーブレーキで軽自動車に突っ込み、今年10月は首都高で壁に突っ込み車が横転。どちらも居眠りしてたわけでもないのに、事故直前の記憶がまったくない。

もしかしたら髄膜炎の後遺症なのかもしれないと思っています。来年にでも検査してみようと思うんですけど。

――危なすぎです。幼少期にペルテス病(大腿骨周辺の血行が悪くなり骨頭が壊死する病気)も発症されているのですよね。その痛みは今もあるんですか。

はい。5歳のときに発症しました。ペルテス病の診断を受け、特殊な装具を左脚に装着していましたが、それで生活するのは苦痛でしかなかった。

左脚に装具を着ける幼少期の秋好祐治氏
左脚に装具を着ける幼少期の秋好祐治氏

現在も足に痛みはあり、いつ歩行障害になるかもわかりません。30代で狭心症なども発覚したり、45歳のときには初期の膀胱がんになりました。朝、排尿したら血尿が出たんですよ!

男性の場合は血尿が出たらかなりの確率で膀胱がんの疑いがあるようなので、みなさんもお気をつけください。