「テレビなんて捨ててやったわよ!」
──アレン様が世の中に注目され始めたのは、最初はテレビへの出演からですよね。現在はSNSやYouTubeに活動をシフトされましたが、それはなぜでしょうか?
ワタクシが活動し始めた10年前は、テレビが選択肢として強かったんですよね、まだ。だからテレビにすがるしかないし、番組にハマれない自分に悩んだりしましたね。
でも、世の中がどんどんスマートフォンとSNSの時代になって、自分発信でコンテンツが出せる時代になりましたよね。
テレビって、テレビが用意した企画に自分をハメなきゃいけないけど、YouTubeやネットはそうじゃなくて、自分のやりたいようにできる。今となっては「テレビなんて捨ててやったわよ!」って言ってやりたい(笑)。
でも、テレビが嫌いって訳でもないから、アタシに合う企画でオファーがあれば出るし、それが無理なら金積みなさいよ! って話。
──今を生きるアレン様にこんな質問は聞くのは野暮ですが、今後やっていきたい事はありますか?
この間やったバスツアーは続けたいわね。一番楽しい、仕事と思ってない仕事(笑)。1泊2日の間ずっと楽しいから、終わった後スッゴいロスになっちゃう。本当にただファンと素のままですごす2日間って感じなの。
とにかく、仕事と思えない仕事を増やしたいの。YouTubeにしても、自分が言いたいことがあるときにカメラ回してもらって「これこれこうだったのよ~」って言ってるだけだし、常にそういう仕事の取り組み方でありたいのよね。
だ~いっ嫌い、仕事! アタシはとにかく、労働せずにめっちゃマネーを得たいだけ! 労働人生にNo No No!
取材・文/Shoichiro Kotetsu 撮影/野﨑慧嗣