「次世代電気自動車レースの巻」(コミックス第196巻収録)
今回は、両さんと中川がコンビを組んで、最新の電気自動車を駆りレースに出場するお話をお届けする。
ふたりが搭乗するのは、インホイールモーター(駆動力を生むモーターを内蔵した車輪)を備えたハイテクカー。だが両さんが開発した車体は、なぜか木製の浴槽型。もちろん湯船には水が張っていて、そこに浸かった状態で走行するのだ。
だが走行による発熱で張った水が沸騰し、熱湯風呂状態に。たまらず両さんと中川はフルチンで車体にしがみつくハメに。観戦する人々の前で全裸+熱湯風呂って、いったい何の罰ゲーム? 状態へと突入するが……。
さてこのフルチンコンビ、いや、名コンビは、本作以前にもさまざまなレースに挑戦している。
「車は愛だ!?の巻」(ジャンプ・コミックス第32巻収録)では、マツダ・コスモスポーツ(パトカー仕様)を駆って障害物レースに挑んだ。作者・秋本治先生の執筆当時の愛車でもあるコスモは、イタリアのスーパーカー、フェラーリをぶっちぎるほどの快走を見せるが?
「カスタムカー大集合の巻」(ジャンプ・コミックス第46巻収録)では、空飛ぶ車をコンテストに出品。優勝確実かと思われたが、急病人を病院に運ぶため会場をあとにする。勝利を捨てて人のために尽くす両さん&中川の姿は感動的だが、当の病人は実は!?
「ザ・グレイトレースの巻」(ジャンプ・コミックス第67巻収録)では、クラシックカーレースに出場。エンジンが焼きついてしまい万事休すと思われたが、両さんがエンジンルームに潜り込み、人力で激走を再開!
「激走機関車レースの巻」(ジャンプ・コミックス第72巻収録)では、鉄道会社社長が主催する機関車のレースに出走。次々と汚い手を使う社長の前に、両さんは大激怒! 怒りの大激走を開始する。
「パワーボートレースの巻(後編)」(ジャンプ・コミックス第76巻収録)では、ハイスピードを誇るパワーボードを駆る、水上でのレースにエントリー。危険上等とばかりに狭い運河を突っ切り、ジャンプして陸地をショートカットイットし、強豪チームに肉薄!
どれも車好き、乗り物好きな秋本治先生の嗜好性が強く表れている快作ぞろいだ。そして『こち亀』が、両さんと中川という何もかもが違いすぎる2人のバディものであることを改めて感じさせてくれる。
それでは次のページから、いよいよラストとなる「毎日こち亀」最後の一編をご堪能ください!!
そして、今年9月に誕生から50周年を迎える『こち亀』を、これからもずっと楽しみ続けていってください!!



















