現場付近には妻と子が描かれた絵が…
小西被告は女子中学生へのわいせつ行為の後も、平然とTリーグのメンバーとして団体戦に出たり、BSテレ東の「卓球ジャパン」という番組に出演して涙ながらに家族愛を語っていた。
「罪を認めず謝罪もしないのは、杏コーチや娘さんに対しての裏切りを今もなお続けているということだと思います。それと信じ難いことに、娘が被害を受けたマットのそばには奥さんや娘さんと一緒に小西が描かれた絵も飾ってあるんです。街頭の絵師が描く上手なイラストのような絵です。そのような絵の前でよくそんな犯行ができたと思います。
娘は『卓球の強い高校に行きたい』とずっと卓球を続ける気でいたのに、事件の後は『卓球はもういい。勉強を頑張る』とすっかり卓球嫌いになってしまいましたし、大人の男の人が近くにいると今でも怖いと思ってしまうようです。私自身も怒りと大きなショックを受けました。小西が認めない、反省しないというままでは絶対許せませんし、厳しい処罰を受けてほしいと思っています」
卓球王国の中国から高校生時代に来日、日本で強くなった帰化選手の英雄は、何をきっかけに卑劣な変態になったのか。自身を見つめ直す機会を与えられたことに小西被告が気づく日が訪れることを願う。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班