AFCは中立地で開催することを発表

実際、北朝鮮は26日の試合で日本を含めた海外メディア22人を受け入れるため、19日午後の時点でこれら関係者の訪朝手続きをめぐり、日本の外務省と協議を続けていたことが確認されている。

つまり北朝鮮が受け入れの再考を始めたのは、20日以降とみられ、21日になっての“開催白紙”が発表された。

連絡を受けてAFCは同日午後3時までに代替案や別の開催地選定について北朝鮮が責任をもって行なうよう要求したが、北朝鮮は代案を示さなかったとJFAの田嶋幸三会長は説明した。

同日午後7時24分に日朝戦がキックオフ。そのハーフタイムに「(北朝鮮の団長から)日本で(第2戦を)できないか?と聞かれたので、今聞かれて『できます』と申し上げられない。少なくとも2、3日かかる。それは難しいと伝えた」と田嶋氏は試合後に明かした。

(外部提供)
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「平壌で開催できなければ、日本か中立地で行なうか、それが無理なら没収試合となり日本が不戦勝となります。先月24日に行なわれた女子のパリ五輪アジア最終予選第1戦の日朝戦も、同8日にAFCの通達によって予定されていた平壌開催が白紙になり、試合3日前の21日にサウジアラビア・ジッダと開催と決まった経緯があります」(スポーツ紙記者)。

しかし、今回はAFCに知らされたのが試合の5日前というドタバタぶり。不戦勝もあり得るのかと聞かれた田嶋氏は「それはわからないです。というか、デッドライン過ぎているし。どう考えたって。2ヶ月前に決めなきゃいけないのに、今こうなってるってことは簡単じゃない」と話し、困惑しきった表情だ。

結局22日になってAFCは、日朝の第2戦を中立地で開催すると発表。AFC事務局長は予定通り26日に試合を行なうとメディアの取材に答えているが、同日夕までに開催地の発表はない。