オンラインゲーム仲間の1人だった中継ぎ右腕のN・ラミレス(現ダイヤモンドバックス)が、コロナ禍の20年シーズンに大谷のオンライン会見にサプライズで乱入したこともあった。「(バトルロイヤルゲームの)『ウォーゾーン』のグループに入って、今夜一緒にプレーしよう」と報道陣も聞いている中で勧誘し、大谷も大笑いしていた。大谷は現在、遠征先にゲーム機を持ち込むことがあり、スマートフォンでは今も『クラッシュロワイヤル』を楽しんでいるという。
大谷翔平とはどんな人間か――。日本ハム時代から担当9年目を迎える記者が、普段最もよく聞かれる質問だ。投打二刀流の練習や身体のケアで多忙を極める日々。グラウンドを離れても、栄養学やトレーニングに関する書物を読み込み、メジャー移籍後は球場で支給されるご飯や自炊で食事管理を徹底するなど、野球に全てを注いでいるのは間違いない。
そんな中、マンガ、アニメ、ゲームがつかの間のリラックス法として、メンタル面の休養法としては最適なのだろう。最高峰のメジャーリーグで現代野球の歴史を覆す活躍を続けている二刀流は、27歳の青年のごく普通の一面も持ち合わせている。
写真/アフロ
『呪術廻戦』に『キングダム』。マンガとゲームに熱中する、大谷翔平の知られざる一面
5月になって投打ともに調子を上げ、活躍を続けている大谷翔平。そんな大谷は、束の間のオフにはマンガやゲームに夢中になっているという。一体、どんな作品にハマっているのだろうか? 担当記者9年目の柳原直之氏が、知られざる大谷翔平の一面を明かしてくれた。
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