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上司ガチャで「ハズレを引いてしまった」と思ったら。

ビジネスにおいて成長し、自分の価値を高めていくには、最強の上司に出会う必要がある。たとえ大した実力や才能を持っていなくても、すばらしい学歴がなくても、いい上司に出会ってしまえば成長は約束されたようなものだが、いくら手を尽くしても運に恵まれないことはある。

そこで、ハズレを引いてしまったときの対応策について考えてみよう。

①相手の本質をもう一度見直す

上司のことを「ハズレだ」と嘆く人は、上司の真の姿や資質がきちんと見えていない可能性もあるというのは、既出のとおりである。もしかしたら、あなたが見ているのは、上司のうわべだけだったり、単なる一面だったりするかもしれない。「顔も見たくない」という状態であっても、あえて距離を詰めて、相手の本質を見抜く努力をしてほしい。

私自身を振り返っても、上司の悪いところばかりが目についてしまい、相手を尊敬できず、うまくいかないことが多かった。当然ながら、相手の悪いところを探すような人間関係はうまくいかない。やはり恋愛と同じで、できる限り相手のいいところを探すようにしてほしい。

とはいえ、特に新卒3年目までは、上司をビジネス的な基準でジャッジして相手の素敵なところに注目するというのは、なかなか難しい。自分自身の社会経験が未熟で相手のビジネス能力を測るモノサシを持っていないからだ。

上司がクレーム対応の達人だったり、他部署との交渉で矢面に立って部下のことを守ってくれたりする人であっても、新人のときにはなかなか気づけないものだと思う。

職場で「上司ガチャにハズれた」と感じる人は8割超。「上司と相性が悪い」と感じたときにすべきこととは「上司は部下を理解してくれるは幻想」_1
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