「おじいちゃんの生前贈与で返します」

阿部さんが当てにしていた「家2軒分の金」がその後どうなったのか判然としないが、どうやら内田容疑者は、のらりくらりとかわしながら阿部さんから甘い汁を啜っていたようだ。

「買取屋って常にキャッシュが必要で、土日だと300〜500万円くらいは出ていきますから、一時的に阿部さんの元にキャッシュがないということはありました。でも、阿部さん自身は株とか資産は持っていて、生活が苦しいとかそういったことはありませんでしたし、僕のための代金は別に用立ててくれていたようです。

そもそも阿部さんて、ものすごく人がいいし優しいんですよ。だからこそ何回も内田を信用してしまって、そのたびにやられてたんでしょうね。阿部さんも多少なりとも好意をもっていたから、そこにつけ込まれて上手くやられていたんだと思います。実物の内田容疑者は、報道で出回っているあの画像よりもきれいですよ。美人でスタイルもいいですからね」

キャバ嬢だった内田容疑者(本人SNSより)
キャバ嬢だった内田容疑者(本人SNSより)
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「僕が持ち込んだ1500万円分のインゴットなどの商品の代金が遅れるなら、商品を引き取りたいって内田に言ったんですよ。それで徐々に話を詰めていったら『お客さんのものだとは知らずに私が全部売っちゃいました』って認めたんです。そうなると『なんで阿部さんの単なる知人が勝手に売ってるんだ』ってなるじゃないですか。その辺からは完全におかしいと確信しました。

10月の中旬ぐらいです。その後の内田は『明日返します』、当日になったら『もう1日、時間をください』の繰り返し。そのうちに逮捕されて、結局お金は返ってきてないです」

1500万円分もの商品を売り飛ばしてしまった内田容疑者は、適当な言い訳で切り抜けようとして、どんどん追い込まれていったという。

「すぐに返せないからと『2000万円くらいで返します』と言い出したり、その期限が来ると『3000万円にして返します』とかね。だから無理なら無理で時間が無駄だから、別の返済方法を考えようかって話もしたんですよ。『嘘ついてるのもわかってるから、つまらない嘘はやめて』ってね。そしたら『すみません、今まで嘘ついてました。おじいちゃんに生前贈与の話をしてオッケーが出たんでそれで返します』とまで言ってきたんです。多分また嘘ですよね」

ウソにウソを塗り重ねていったこの元キャバ嬢は、そもそもなぜそんなに金に困っていたのか。#4に詳述する。

内田容疑者が住んでいたアパート
内田容疑者が住んでいたアパート
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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