「高校時代はギャルでした」
――自身の美容のために1億円以上を使ったとは驚きです! やはり整形費用がメイン?
長尾沙也加(以下、同) そうですね。やってない整形を言ったほうが早いかもしれませんね(笑)。
――今まで受けてきた美容整形で高額な手術は?
額縮小が150万円、1回200万円の鼻整形を2回、1回250万円の輪郭手術などですね。あと、美容皮膚医療は定期的に受けていますね。
――いくら高収入のお医者さんとはいえ、それだけの出費はばかにならなそうです。
はい。貯金はありませんでした(笑)。というか、大学生のころから親の仕送りとバイト代は全財産美容関係に費やしてきました。コレクター気質なんで新作コスメは必ず買っていて、月10万円は使ってたかな。だからずーっと貯金はゼロです(泣)。
――まさに美容オタク!(笑)。なぜそこまで美を追求するように?
中3のとき、親友だった男の子が学年一かわいい女の子と話しているのを目撃したんですけど、そのときの男子の顔が私と話してるときの顔つきと全然違ったんですよ。彼のことを異性として見てたわけではなかったけど、両親からずっと「人間は頭のよさと中身が大切だ」と教わってきた私に、「結局、見た目も大事なんじゃん!」と気づかせるには十分な出来事でしたね。
――そこから美容にのめりこんでいったと。
美を追求するなら染髪自由だったり校則がない学校がいいと思って、まわりで一番偏差値の高い高校に入りました。
――進学校って比較的、自由な校風なところが多いですもんね。当時はどのような見た目だったんですか?
ギャルでした(笑)。髪はオレンジで、メイクは『Popteen』モデルの益若つばささん、菅野結以さん、小森純さんや歌手の浜崎あゆみさんを参考にしてました。メイクだけじゃなくて毎日のスキンケアやジョギング、筋トレをがんばりましたけど、「ありのままじゃ全然かわいくならないんだ…」と思って、初めて整形したのが大学生のときです。