「クイズDE(デ)お金もちの巻」(ジャンプ・コミックス第50巻収録)
今回は、亀有公園前派出所きってのインテリキャラ、法条正義(ほうじょう・まさよし)が、両さんと一緒にテレビのクイズ番組に臨むお話をお届けする。
法条は、「ボク トーダイの巻」(ジャンプ・コミックス第40巻収録)で初登場し、亀有公園前派出所に卒配された若手警察官だ。
三重県松坂市出身(派出所配属当初は、実家から超遠距離通勤をしていた)で、なんと東京大学卒。国家公務員試験を受けて警察庁のキャリア組を目指せる学力の持ち主だが、都道府県警察である警視庁(東京都警察)に入り、そのうえ所轄署所属&派出所勤務を志望したという変わり種だ。
学力、知力に優れ、性格は生真面目かつ穏やか。女性に対しては、紳士的な態度を崩さない。勉学中心に生きてきたからか世情に疎いところはあるが、相当なハイスペック男子であることは間違いない。
そんな法条のただひとつの泣き所は、顔が怖いことだ。犯罪者やその筋の人も思わずビビってしまうその面相は、犯罪抑止力は抜群だろう。
後期『こち亀』では、両さんによってブサメン的ないじりを受けがちだった。温厚な性格ゆえ法条が怒りを露わにすることはなかったが、これは両さんのふるまいがいささか幼稚だったと言えよう。
法条は一時期、警察の独身寮で両さんと同室に住まい、一緒にバイトに励み、本作のようにその知識・知性を活かして相棒を務めたことも何度もあるのだから。
本作をお読みいただく前に、両さん・法条がタッグを組んで暴れ回る傑作エピソードをご紹介しておこう。
本作が「知」を競うのに対し、「一心同体!?の巻」(ジャンプ・コミックス第142巻収録)では両さんと法条が、「知」に加えて「体力」も同時に競うテレビ番組にエントリー。
体力と頭脳の両方を競う「パーフェクト選手権」で勝つために両さんが考えた秘策は……2人の「合体」。両さんが服の中で法条をおぶって、ひとりの人間を装う。そうして「知」の競技は顔の出ている法条が、「体力」の競技は服の中の両さんが受け持つのだ。
このお話、とにかく理屈抜きに笑えるので、一読をお勧めする。
それでは次のページから、派出所のインテリ枠担当・法条正義が両さんとのタッグで大活躍するお話をお楽しみください!!



















